NPO法人中小企業サポート隊
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    1.マイクロ水力発電実証実験への取組
 

いつも流れている川の水を見て、何とかこれをエネルギーに変えることは出来ないか・・・?という疑問からの取組でした。  
新しい自然エネルギーへの取組みのための、勉強や検討会からのスタートです。

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◆サポート隊の特別講演会の情報提供から
・中小企業サポート隊では、定款にも中小企業経営支援に加えて、環境問題への提言取組があります。この様な目的で過去3年講演会を開催してきました。

 ・22年2月 「創エネ・省エネ・地球環境」
 ・23年2月 「あっぱれ!EVプロジェクト」
 ・24年2月 「原子力発電と自然エネルギー」
これからのエネルギー問題への対応を考えていく上で、環境問題は避けて通れません。

この様な社会の流れに対して、中小企業経営者の皆様には世の中のトレンドとして、新しく取組んでいただく為の情報の提供でもあります。
平成23年の3.11の原子力発電所の事故を体験した私達は、これからのエネルギー問題へどう取組んでいくかが問われる時代になりました。
その中でも大企業の取組んでいる太陽光、風力、バイオマスや中型水力発電は、中小企業ではその取組に大きな投資が必要になり、簡単に取組みはできません。

◆マイクロ水力発電への取組
全国各地で、軽便な機器でエネルギーが発生できるマイクロ水力発電に注目が集まって来ました。
365日・24時間流れる河川のエネルギーを利用する考えです。太陽の照っている間、風の吹いている間のような天候条件に大きく影響されにくい安定した自然エネルギーへの着目です。


近所にいつも流れてる川で、どれぐらいの発電ができるのか?と言う想いからの取組です。
◆マイクロ水力発電の発電方式
我国の国土の形状から、山からのきれいな渓流風景が日本の特長です。この山間部を流れ、急勾配を下り一部滝となっている流水の利用。即ち水の落下エネルギーを主に利用する「落下方式」です。
一方、都会の真ん中では、残念ながら平野部で殆ど落下している部分は無く、自然の土地勾配で流れている川の形状です。
即ち流れる水のエネルギーを主に利用する「流水方式」です。

サポート隊では、この「流水式発電」への取組として、現在自分達が住んでいる都会に流れる川でどれぐらいの発電が出来るのか?との実証実験に取組むことになりました。
<この活動は、大阪府環境農林水産部より半額補助金事業になる>
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まずはどれぐらいの水量があるのかを、身近な水路から調査することにしました。
◆用水路の水量測定
近所の用水路を地図から、拾い出しその流れに沿って川幅、水深及び流速の測定を行いながら、記録を取り写真を撮影し地図に書込みました。道具はスケールと、ストップウオッチを使って測定。
これを持ち帰り測点ポイントの流量計算を行い、地図にて位置を確定。
右の様な用水路を、確認・測定。
◆流量マップの作成
この様な結果を地図に流路として明示し、流量を円の大きさにて記入作成。大阪府八尾市の長瀬川の久宝寺上樋からの流路と流量が、初のマップとして完成。
◆発電機メーカー㈱山崎様訪問
8月マイクロ水力発電機メーカーの㈱山崎様本社工場へ、プロジェクトチームにて訪問し、山崎社長様から発電システムの紹介や、直径1mから4mまでの、各種マイクロ水力発電機器を見学させていただきました。
特に増速装置のメカは風が吹いても回転翼が回るぐらいの軽さで発電機のローターが何十倍にも回転する増速機(特許)も勉強できました。
今回の訪問では、山崎社長様の風力発電機開発からのスタートで、その後水力に取組まれた経過などをお聞き出来、発電機に対する想いが理解出来ました。
そして今回のサポート隊の活動に、ご協力いただける様になりました。
◆行政担当窓口などとの各種相談
関連する用水路の管理をされている府・市・水利関連窓口との相談にお伺いし、今回の活動の主旨を説明して実証実験の許可を頂けるように相談しました。
また実際の管理をされている築留土地改良区や西浦水利組合及び各地の水利組合長様にも相談させていただきました。
これら活動の中で八尾市の水路について研究調査をされてきた市民団体「アクアフレンズ」様との出会いがあり10年来の水路調査集大成「長瀬川・玉串川樋門別水路調査CD」をいただき、今回私達の水路調査に貴重な情報を頂いたことに感謝します。
◆実証実験に向けて
年末には、羽曳野市、八尾市においては各種窓口相談をさせていただき短期的な実証実験に向けての了承をいただく事ができました。
その後現地の再調査を行い以下の2地点にて実証実験を実施することになりました。


1)羽曳野市の東阪田地区での実証実験の実施予定
   実験日:平成25年1月19日(土) 
   実施者:NPO法人中小企業サポート隊
   場  所:羽曳野市東阪田158
        西浦東小学校南西の用水路 (赤マーク部)
   ご協力:西浦水利組合   株式会社山崎
2)八尾市の長瀬川での実証実験の実施予定
    実験日:平成25年1月26日(土) 
    実施者:NPO法人中小企業サポート隊
    場  所:八尾市安中町5-10
         JR八尾駅東の「安中5丁目公園」
         横を流れる長瀬川  (赤マーク部)
   ご協力:築留土地改良区   株式会社山崎
◆マイクロ水力発電の実証実験を実施
1)羽曳野市の東阪田地区での実施
  平成25年 1月19日(土) 天候:晴れ時々曇り 気温:9.1℃
            機種:直径1m 幅:75cm 水受け回転翼20枚
  各種条件を変えてのデータ取りを実施。
2)八尾市の長瀬川での実施
  平成25年1月26日(土) 天候:晴れ風あり 気温:7.5℃
            機種:直径1m 幅:75cm 水受け回転翼20枚
 発電機も大きくして実験データー取りを実施。
 今回はJR八尾駅近所のこともあり、多数の見学者にご覧頂きました。
研究発表会「マイクロ水力発電は、街や地域を救う!」開催  
久教授からの環境活動における参加者の意向の捉え方等の講演後、中小企業サポート隊からのマイクロ水力発電についての研究発表を行った。 
脱原発と言う前に、自然エネルギーを如何に開発していくかが大きな社会問題となって来た。そこで私達はその中でも身近な水路では、どれぐらいのエネルギーがあるのかを、調査研究活動として行い、そしてマイクロ水力発電機メーカー様の協力を得て実際の水路で発電の実証実験を行い、これら一連の調査研究内容を発表した。

近所を流れる身近な水路が、新しいエネルギーとして皆様方に今後の展開を感じて頂ける様になった。また中小企業の皆様には、このような時代の流れの中での新規ビジネスチャンスを見出していただくと共に、これらの活動に賛同して中小企業支援を行う人材の掘り起こしも行った。
       
 ・講  師:久 隆浩氏(近畿大学教授 総合社会学部環境系専攻)
 ・発表者:東原龍一、浜田典弥(NPO法人中小企業サポート隊会員)
 ・日  時:平成25年2月16日(土)  14:00~16:00
 ・会  場:大阪市立あべの市民学習センター  講堂(テーブル付)
       地下鉄「天王寺」近鉄「大阪阿倍野」下車 Q’sモール南隣
 ・受講料:無 料
 ・参  加:71名
                                               なにわのマイクロを考える会
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