NPO法人中小企業サポート隊
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    3.大阪都市部でのマイクロ水力発電活用への取組

 東北大震災の教訓として、大規模一極発電所よりも各地に分散設置する分散型電源の考えが大きくなり、CO2を排出しない自然エネルギー発電を各地に設置し、送電ロスを無くすため、地産地消の考えが明確になってきました。
 マイクロ水力発電は小さな発電であっても、そのエリアの用途をまかなっていくことにより、分散型エネルギーとしてCO2削減に貢献していけると考えました。
そこで、私達の住む大阪平野でのマイクロ水力発電の活用についての検討に取組みました。

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◆「京都七夕祭り」の堀川水路での実証実験見学会に参加  
  ・日 時:平成26年8月6日  
 ・場 所:京都市中京区堀川戻り橋 周辺 

なにわのマイクロ水力を考える会メンバーの同地の七夕祭りでの実証j実験見学会に参加。
落差3mのスロープ上流側に「マイクロ水力プロペラ発電機」を下流側に「クロスフロー水力発電機」の2機種を設置。七夕にふさわしく夕闇の木々の間にホタルの様にLEDランプが点滅した。気にされていた葉っぱクズも上流の網フェンスの工夫でうまく制御されていた。
その下流では、立命館大学の自転車ハブ発電機も設置されていた。
 
◆雨水によるビル発電・充電 実証実験への取組
なにわのマイクロ水力を考える会メンバーの青木教授には、高層ビルの学舎に降る雨水を、屋上にて仮貯水して。これにホースを接続して下層の発電機まで雨水を落下させ、発電~充電の実証実験を実施。

ちょうど「雨水利用に関する法令」も25年に実施され、各行政にてては、雨水を下水に流す前に、どの様に活用していくかが、問われる時代となってきた。
都会のビル内を落下する上水、下水、空調冷却水や雨水などは、流量は少なくても落差が大きく、マイクロ水力発電の対象と検討されている。
すでにNHKでは、ビル内の空調冷却水の循環水を発電に利用し、内部電源として活用している。
水道水発電から充電への取組
私達が、生活の中で毎日使う水道水の蛇口からの発電も可能となってきた。
早速に、水道水発電機を複数台購入し、発電能力の測定を実施した。
当然水道水の蛇口を開けた時だけの発電ではあるが、数ワット程度の発電を検証した。
これに専用の充電回路を開発し、単三バッテリーに充電を実施した。1日の水道使用量は、そこの家族構成などで
大きく差異はあるが、充電を意識することなく数日の自動充電で単三バッテリー数本が充電できることになる。
但し飲料に適するか?また蛇口での水圧は建物構造により異なる事も判明した。

この様な課題も現時点ではあるが、自宅での無意識な発電も可能となってきた。





  ▲水圧測定器

小学生への出前環境塾の開催
 平成27年2月24日羽曳野市の小学校・高学年への出前環境塾を2回開催した。まずプロジェクターにて自然エネルギーの活用や実証実験の取組の説明をおこなった。その後体感して頂くために、手巻き式懐中電灯や実験室の水道蛇口に取付けた水道水発電機でのLEDランプの点灯から単三バッテリーへの充電具合も実施した。
発電具合をメーターで見て、生徒たちもビックリしていた。そして日々の生活の中での各種機器からの充電可能性も体感いただくことが出来た。


先生からは、総合的な学習でクリーンで環境にやさしい水力発電について教えて頂くと共に、CO2削減と今ある
エネルギー問題を深く考えるきっかけができ、学習を深めることが出来た。との感謝の言葉を頂きました。







  ▲ 充電中
東大阪・辻子谷の復元水車の見学
大阪府の生駒山一帯には、江戸時代より水車産業が発達し、辻子谷(ずしたに)流域には明治・大正にかけ最盛期には44輌の水車があったと言われている。ここでは漢方薬や香辛料の粉末製造に利用されてきた。
昭和50年に最後の水車が稼働を停止し、その後平成16年に原寸大の水車が復元された。

平成27年2月に、近鉄奈良線の石切駅から徒歩でいける山間に、直径6mの水車を発見した。当日は上掛け式で水も供給され水車がゆっくりと回転していた。近辺には製薬会社の事務所や倉庫等もあり、当時の活躍を呈していた。山麓には伸線工業が今でも多くあり、ものづくり東大阪の礎になったとのこと。
◆研究発表「大阪の水エネルギー 昔の利用から今後の活用へ」を開催
   開催日:平成27年2月28日(土)
   会 場:大阪市立あべの市民学習センター   
   講 師:三宅 宏司氏

         
武庫川上司大学 名誉教授
       「大阪の水エネルギー 昔の利用から今後の活用へ」
   パネルディスカッション
      コーディネーター: 三宅 宏治様 (武庫川女子大学 名誉教授)
       パネリスト    : 青木 豊明様 (関西外国語大学 教授)
                   牧村 市和様 (金剛・葛城自然エネルギーの会)
                   東原 龍一様 (NPO法人中小企業サポート隊)
                   西形 嘉之様 (NPO法人中小企業サポート隊)
三宅教授からは、各地で発達した水車は、元々水田への揚水の目的で設置された。その後粉に挽く、菜種や綿実油をひく時に発達してきた。河内地方から北摂まで2万機も当時はあった。その後奈良時代に銅を使った伸線がスタートし、各種合金での伸線・パイプ加工などが発達した。大阪では常時水がある所が少ない。また農業用としては、水利権で守られている。
パネルデュスカッションでは、青木教授より風力より1000倍もある水エネルギーの有効活用に向けた分散型エネルギーとして、ビル発電を実証実験した話を頂いた。
牧村氏様よりは、市の水道現業としての水圧についての苦労や、千早赤阪でのマイクロ水力発電への取組の話があった。中小企業サポート隊の東原氏よりは水道水発電についての実験と充電についての内容が、同じく西形氏よりは再生エネルギーにおけるマイクロ水力発電の今後についての話があった。
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